9s Galleryでは、2025/12/12(金)から 2025/12/21(日)まで、渡邉 城大個展「JohDaism_GENESIS」を開催いたします。
1983年愛媛県出身。
漫画家のアシスタントを経て、日本漫画の技法と概念をコンセプトに美術史への接続を試みる。
世界三大コミック(日本漫画、バンド・デシネ、アメリカンコミックス)のうち白黒表現を主体としているのは日本漫画の特性である。
葛飾北斎の北斎漫画をルーツに、浮世絵から派生して進化してきた日本漫画に線による表現や余白の美学など、浮世絵の血を確かに受け継いでいる。
「浮世」という言葉には「現世」や「移りゆく世の中」という意味があり、「浮世絵」とは江戸時代の画家が当時の技法で当時の様子を描いた絵である。
そこから派生した日本漫画の技法で現代を描くことを「現代浮世絵/Contemporary Ukiyo-E」と定義して創作している。
ステートメント
9s Galleryでは、2025/12/12(金)から 2025/12/21(日)まで、渡邉 城大個展「JohDaism_GENESIS」を開催いたします。
本展は、作家が長年にわたり探求してきた“日本漫画の技法と現代美術の接続”をさらに深化させ、自身のキャリアの新章として位置づけられる展覧会です。
漫画家アシスタントとしての経験を背景に、日本漫画の技法で現代を描くことを「現代浮世絵」と定義し、線や余白、構図、時間表現といった漫画の構造的要素を絵画表現の中で再構築してきました。
本展では代表作〈JD-girl〉に加え、〈Color Chart〉シリーズでは白黒の日本漫画の中で中間色を生み出すスクリーントーンのドット表現を色で応用して複雑な色調を表現し、漫画的構成や効果線の概念を抽出した〈Composition〉シリーズを通じて、漫画文化の根底に横たわる”常識”や”教養”を炙り出し、見逃しがちな表現技術やその特異性を提示します。
本展は、単なる新シリーズの始まりではなく日本漫画という文化的遺伝子を現代アートの舞台で再起動させる試みでもあります。
出展作品には、精密な描写や偶発的な滲みなど、デジタルとアナログ、主観と客観が交錯し、作家の哲学が静かに息づいています。
鑑賞者一人ひとりが「漫画」という表現の力を再認識し、その豊かな世界観の広がりを感じ取る機会となれば幸いです。
展覧会開催概要
- 会期:2025/12/12(金)から 2025/12/21(日)
- 営業時間: 12:00 〜 19:00
- 会場:9s Gallery
〒106-0031 東京都港区西麻布3-24-20 KASUMICHO TERRACE 6F
- アクセス:東京メトロ日比谷線 六本木駅 徒歩9分・東京メトロ日比谷線 広尾駅 徒歩10分・東京メトロ千代田線 乃木坂駅 徒歩10分
- 連絡先:03-5422-8370
